もう10月ですね♪
暑かった夏も終わって、日本の山もそろそろ紅葉が始まる頃ではないでしょうか?
そして食べ物が美味しい季節ですね
シャモニには残念ながらブドウ畑がないのですが、今が収穫時のブドウはシャモニのスーパーにも売られていて、赤いブドウも青いブドウも本当に甘くて美味しいんですよ
9月、10月と過ごしやすい気候のシャモニなのですが、どうも我が家のインターネット状態が良くないのです。
何度も修復作業をしているのですが自分のパソコン? それともインターネット回線? が言う事を聞いてくれないのです・・・。 私のパソコンもフランス生活が長いため、フランス人のようにストライキを起こしているのでしょうか?
今回はメンヒ登山を紹介します!!
メンヒは標高が4107mもある山なのですが、ユングフラウ鉄道に乗って3650mまで上がってこれますので、実際に山へ登る高低差は457mしかなくヨーロッパの4000m峰の中でも、ツェルマットにあるブライトホルン(4165m)と同じように比較的登りやすい山だと思います。
メンヒだけの登山なら始発のユングフラウ鉄道に乗って頂上駅のユングフラウヨッホまで上がってこれば、十分日帰りで頂上まで登ってグリンデルワルトまで帰ってこれるのですが、だからと言って誰でも登れるほどやさしい山ではありませんので、ある程度の登山経験があっての話しになります。
ヨーロッパアルプスの4000m峰へ初めて登りにくる登山者への入門コースとしては最適だと思う山ですよ。
ユングフラウヨッホからメンヒ・ヨッホヒュッテ(3650m)へ向かう整備されたスキーコースのような道を歩いていけば、小屋の手前左側に岩稜がありますのでここがメンヒへ登る登山ルートになります。
前半はアイゼンを履かずに簡単な岩場を登っていくのですが、正しいルートから少し外れると岩場も難しくなりますので、ルートを間違えないよう慎重に簡単な岩場を登っていけば今度はなだらかな氷河の斜面に出ます。
ここからはアイゼンを装着して氷河の上を登り始めて、再び岩場が現れますがアイゼンは外さないでそのまま登っていくと、今度は少し傾斜のキツイ氷河の斜面にでてきます。
この斜面を少し登ったら急に痩せたナイフリッヂになり、風が強い日は少々怖いのですがここまできたらメンヒ山頂はもうすぐそこ!
右上の写真がメンヒ山頂(4107m)から撮ったナイフリッヂの写真です。
この日は風が強くて寒かったので山頂には私1人しかいなく、山頂からの眺めを独り占めできて本当に最高でした
登っている時は寒かったり疲れたり、それに恐怖心もありますが山頂からの絶景を見たら嫌な事は全部忘れてしまいますね♪
やっぱり山はおもしろい
コメント
はじめまして。
突然申し訳ありません。
以前古いほうのブログでメンヒ登山について質問させていただいていたのですが、ブログを引っ越されていたので、再度質問させていただきたく思います。
9月の連休にメンヒ、ユングフラウに登れないかと考えております。
山登りについては冬の穂高等にも入っており、岩稜の通過等は心配していないのですが、シーズンから外れていること、また検索しても9月に登った記録がまるで出てこないので、不安を感じております。
7月8月はいくらでも記録が出てくるのに、9月になるとさっぱりなのはそれなりに理由があるからなのでしょうか。
氷河の経験がないので、それが原因なら諦めたほうがよいかなと考えているのですが。
また、同行者が雪山初心者(冬の赤岳くらいは登っています)なので無理はしたくないところですが、こだわりとして、ガイドはなしで登りたいと考えております。
いきなりで申し訳ないのですが、是非詳しい方のアドバイスをいただきたく、よろしくお願いいたします。
宋一孝 様
チロルより、こんばんは。
メンヒ・ユングフラウの登山についてですが、メンヒは岩稜(一部、雪稜)を登りますので氷河のクレバスを心配することは少ないのですが、ユングフラウは氷河を越えて稜線に取りつきますので 9月になりますと取りつきまでの氷河に大きなクレバスがあり非常に危険です。登山、登攀技術に関係なくクレバスが一番問題になってきますのでガイド無しはお勧めできません。
ヨーロッパアルプスは日照時間が長く、9月になりますと氷河の状態が非常に悪いのです。
そのため一般的に氷河の状態の良い(クレバスが大きく開いていない) 7,8月に登るのが理想です。
ご参考にしていただければと思います。
わざわざの返信どうもありがとうございます。
大変参考になりました。
やっぱり氷河が問題なのですね。
クレパスが怖いので、ユングフラウはなしにして、メンヒにしぼりたいと思います。
大さん
シャモニより、こんばんは。
今年は雪が多く残っている状況ですね・・・。
そのためアイガーのミッテレギ稜もまだ登れず、山小屋も空いてない状況でした。
ちなみに、ツェルマットのマッターホルンも雪が多く残っているため、地元のガイド登山はまだ始まっていません。
大さんのお調べどおり今日のシャモニ天気は、1日雨。
明日からも雨が降り続く予定ですので、この天気ですと明日、明後日の登山は厳しいと思います。
今週末に関しましては、天気予報も完璧ではありませんので体調を整えて様子見かなぁと。
ヨーロッパアルプスは日本のような梅雨はありませんが比較的、晴れたら晴れっぱなし。 雨が降ったら降りっぱなし。
と言うように今時期は特に天気が続くことが多いように感じます。
日本とは違う天気に、氷河の山。
登りやすいとはいえメンヒは岩稜と雪稜のミックスルート。
危険要素は沢山ありますので、安全第一でスイスのアルプス登山を楽しんでいただければと思います。
追記
ガイドの件は、氷河のクレバスの為ですか?ユングフラウのような、可能性の高そうなルートじゃない、と思っていました。
アドバイスありがとうございます
アドバイスありがとうございます。
今週末、いよいよ向かいます。
ガイド、やはり必要ですか。地図と、ルート本を見ていて、地形としては大丈夫なのかな、と、思ってしまいますが…
ただ、4000mは経験のない高度なのでおそれています。あと、天候が良くなければとても手に負えないだろうな、と、おもいます。
出来るなら、晴れの日を選んで自力で…と、希望しているんですが、グリンデルワルトでガイドの依頼先も調べてはいます。
すみません、もう一つ教えて下さい。
今のスイスの天候は標準的ですか?天気予報をみていますが、凄い雨と雷マークが…。週間予報では、今週末までは雨が続くようです。雨の時期ですか?この状態が来週前半まで続くなら断念だな…と考えています。
勝手な相談ですみません。
大さん
こんにちは。
大さんは7月にスイスへ行かれるのですね。
ヨーロッパアルプス 4,000m峰の中でもメンヒ(4107m)は比較的登りやすい、アルプス入門の山とされています。 実際にアプローチもしやすく、グリンデルワルトから日帰りで登ることが出来ますので。
稜線に取り付くまでは一般の観光客も歩いている道(氷河の上)を歩いていくので大きな問題はありませんが、稜線からは易しいとは言え本格的な登山になります。 途中、岩稜があり簡単な岩場をアイゼンを履いたまま登ることになりますので、日本でも少しその練習をしておくと良いと思います。
GW、木曽駒にガイドさんと行かれるとのことですが、ガイドさんと相談していただき可能であれば(当日の天気次第ですが)、岩場のある宝剣岳は良い練習になると思います。
お節介ですがメンヒ登山をされる時には比較的簡単な4,000m峰とは言え氷河のあるアルプスの山ですので、現地のプロガイドに案内してもらう事をお勧めいたします。
さーさんではありませんが。。。
冬山経験がほぼ無いため、夏までに経験を積むべく、ガイドさんに依頼して雪山レッスンを受けています。年齢は、29歳。GWに木曽駒に連れて行ってもらうレベルです。
7月にメンヒ山に登りたいと思っています。
7月のメンヒは、日本の山で例えるといつの時期のどこの山と似ていますか?
さーさん
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
先日までパプアニューギニアへ行っておりましたが自然が多く、魅力ある国ですっかり楽しんで戻ってきました。
メンヒ登山 = スイス・グリンデルワルトへは毎年行っておりますので、私の知っていることでありましたら少しはお力になれるかと。
私はまた来週から海外へ行ってしまいますので、こちらの方にご質問をいただければと思います。
こんにちは
はじめまして。メンヒ登山について検索していたところ仙石さんのページにたどり着きました。素敵な写真、たくさん拝見させていただきました。一年の半分を海外で生活されているなんて、羨ましいです^^
メンヒ登山について伺いたいことがあるのですが、長文になってしまい…このコメント欄に投稿するのはご迷惑ではないでしょうか?