厳冬期の浅間山

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2008.01.24

東京では初雪が降りましたが、自分の住んでいる鎌倉でも少しだけですが初雪が降りましたよ

先週末は１泊２日で長野県の浅間山(前掛山・2524m)へ冬山講習で登りに行ってきたのですが、泊まった宿は　『浅間山荘』。
浅間山荘と聞くと何年か前の事件をイメージされる方が多いと思いますが、あの浅間山荘とは全く関係のない宿で天狗温泉で有名な綺麗な宿でした！

初日の土曜日は浅間山荘周辺の少し傾斜のある斜面でピッケル・アイゼンを使った雪上講習を行い、２日目は早朝６時に山荘を出発して去年から解禁となった浅間山の第二外輪山・前掛山を目指して登りはじめました。
浅間山荘から山頂まではのんびり歩いて約４時間３０分の行程なのですが、皆さんアイゼンの爪が硬い雪に刺さる感覚を覚えながら順調に登り、全員そろって山頂で記念撮影ができて満足そうな笑顔でしたよ
この瞬間は自分も講師である事を忘れて写真を撮ってきましたが、右上の写真が浅間山・前掛山の山頂から撮った写真です

この日は風が強く吹いていたのですが厳冬期と言われる時期の冬山で、山頂の気温が－７℃で遠くの北アルプスや妙高高原まで見渡す事ができましたので、まずますの天気だったのではないでしょうか。
冬山では体力・技術も必要ですが一番大事なのは天気だと自分は考えていますので、せっかくの休日で山へ来たからと言って無理は禁物
天気が悪い時は素早く気持ちを切り換えて温泉や、地元の美味しい料理を楽しみながらのんびりした時間を過ごすのも山の楽しみ方だと思います。