冬の谷川岳


新しいMOUNTAIN EQUIPMENTの登山服に身を固めて、週末は谷川岳の天神平で雪洞講習をしてきました
出発した東京は快晴で移動中のバスの中でも暖かく快適だったのですが、谷川岳周辺は大雪で辺り一面白銀の世界

今回は厳冬期の谷川岳で小屋やテントには泊まらないで、雪の斜面に洞穴(雪洞)を自分達で掘って実際に泊まる講習会だったのですが、ありがたい事?に大雪でたっぷり雪が降り積もっていましたので、雪崩の危険性が少ない安全な場所に大きな雪洞を皆で掘ってきましたよ

標高約1500mの樹林帯に参加者全員(10人)が泊まれる雪洞を2時間20分で完成させて、そのあとは雪洞の中に銀マットをひいて個人装備を運び入れたらまずは温かいお茶で乾杯
そのあとは皆さんがザックに忍ばせていた焼酎や梅酒をお湯割りにして、雪洞の中で小さな宴会の始まりです
外では止む事無く雪が降り続いていたのですが雪洞の中は本当に静かで、皆さんが思っている以上に快適な空間なんですよ

夕ご飯では豚汁ならぬ「鳥汁」を作って体を温めて、アルファ米やラーメンでお腹をいっぱいにしてその後は食後のティータイム
そんな楽しい雪洞体験が少しでも伝わればと思い、恥ずかしながらお客さんに自分の写真を撮ってもらいました

『雪山は一般の登山者では登る事ができない特別な場所』
そう思われている方が多いと思いますが、そんなに大変で寒いだけじゃなく楽しい事や感動も多くて自然の素晴らしさを体験できる希少な場所だと自分は思います。

それでは今週末も何処かの山へ出かけてきますね

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