三ヶ月ぶりの「シャモニー」

中部国際空港を出発してから、何時間が経過したのだろうか・・・？
やっと住み慣れた私の第二の故郷「シャモニー」へ帰ってきました！
20日の朝10時に日本（名古屋）を出発して、フランス・パリへ
到着したのが同日（20日）の午後3時30分。
今回私は直行便に載って帰りましたので、フライト時間は約12時間30分。

パリのＣＤＧ空港へ降り立ちましたら、そのまま空港内にある
ＳＮＣＦ（フランスのＪＲ）の窓口へ行き、20日のパリ出発
翌日（21日）シャモニー到着の寝台列車のチケットを購入いたしました。
この夜行電車は毎晩運行していて、パリの出発駅は
「ＡＵＳＴＥＲＬＩＴＺ」を22時25分に出発。
そして終着駅でシャモニーのすぐ麓の町「ＳＴ　ＧＥＲＶＡＩＳ」に
翌朝8時28分に到着するのです！
私は何度もこの夜行電車を利用していますが
今回初めて一等寝台に乗ってみました。
二等と一等の大きな差と言えば、二等車は一部屋に６つのベット。
一等車は一部屋に４つのベット。
ベットの質は二等車に比べて、一等車の方が少し柔らかく
私は今回、心地よく眠る事が出来ました！
それにこの暑い時期に気になるのが、電車内の冷房の効き具合です。
ちなみにパリの街中を走っている地下鉄や、郊外鉄道（ＲＥＲ）には
冷房がついていません！
新しい車両には冷房が付いているのかもしれませんが
ほとんどの場合、みんな汗をダラダラとかきながら乗るのです・・・。
ドキドキしながら一等寝台へ乗り込んでみると
驚くほど冷房が良く効いているのには驚きました！　（寒いくらいだった）
二等車はここまで快適ではありませんよ・・・。

「ＳＴ　ＧＥＲＶＡＩＳ」に到着しましたら、向かいのホームから出発する
8時42分発の登山電車に乗り換えまして、あとはのんびり外でも眺めていれば
進行方向の右手に「モンブラン」が見えてきます！
そしたらシャモニーまではあと少し。
いくつかの駅を通り過ぎて、9時25分にシャモニー到着です。
私の憧れである「植村直己」さんも、初めてシャモニーを訪れた時は
このパリ発の夜行電車に乗って来たみたいです。
パリに到着後、早くシャモニーへ行きたい方。
もしくはパリで泊まるのなんてもったいない！　と、お考えのみなさん
一度はこんなルートで、シャモニーへ来てみてはいかがでしょうか？
少しは植村直己さんの気持ちを、味わえるかもしれませんよ！